【福岡女学院大学】特別講座:教養・万葉の歌と心 第1講・第2講
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開催日時 2026年5月27日 13時30分 ~ 7月22日 15時00分
開催場所 福岡女学院大学 学内施設(福岡市南区曰佐3丁目42−1)
アクセス 西鉄天神大牟田線 井尻駅から西鉄バス45番に乗車(約12分)・西鉄天神大牟田線 大橋駅から西鉄バス42番に乗車(約13分)・鹿児島本線 南福岡駅から西鉄バス45番に乗車(約15分)
参加費 各講 受講料 2,000円 + 教材費 200円 ずつ
主催者 福岡女学院大学 地域・国際交流センター(生涯学習)
お問い合わせ TEL: 092-575-2993 / Email: shogai@fukujo.ac.jp
特記事項 【講座日程】第1講: 5月27日、 第2講: 7月22日(各水曜)
【開催時間】13時30分から15時00分
事務手数料500円(1回のお申込みにつき・複数講座申込可)が別途必要となります。

※【第1講】【第2講】の1日だけの受講もお選びいただけます。1日だけ受講される場合は講座申込フォームの備考欄に希望の日程をご記入ください。
関連リンク 【前期】特別講座:教養・万葉の歌と心 第1講・第2講(外部リンク)
福岡女学院大学 地域・国際交流センター(生涯学習) ホームページ(外部リンク)

内容

【第1講:5月27日】 大王の歌―雄略天皇の歌語り―  
巻一の巻頭歌には「泊瀬朝倉宮に天下治めたまふ天皇の代 大泊瀬稚武天皇」と題される雄略天皇の歌がおさめられています。雄略天皇は第21代です。つぎの二番歌「高市岡本宮に天下治めたまふ天皇の代 息長足日広額天皇」である第34代舒明天皇の歌との間には、かなり時のへだたりがあって、疑問。巻頭歌なら巻頭歌として位置するだけの、それなりの意味があろうものを…と、思われます。万葉集だけでなく記紀歌謡も視野にし、近年発掘された脇本燈明田遺跡の発掘成果も参考にしながら、大王雄略の像に迫ってみましょう。

【第2講:7月22日】 樹下の美人をうたう―美人画から美人詠へ―
聖武天皇の御物をあつめた正倉院にある鳥毛立女の屏風は有名でしょう。この屏風絵からは、中国唐代の章懐太子墓の壁画の美人、トルファンの古墓の絹布に描かれた美人、そしてはるかインドの女神である樹神ヤクシーにいたる、美人たちのすがたが髣髴としてきます。越中国司だった大伴家持がうたった、「春の苑くれなゐにほふ桃の花した照る道に出で立つ娘子」(巻19・4139)も、それらと等質の美意識でうたわれたものといってよいでしょう。これは平城京にあった妻坂上大嬢を思ってうたったのだともいわれてますが、越中という場所がら、もうすこし彼の詩性の伸びやかさに、歌の理解をゆだねていいかもしれません。家持は地中海のビーナスと逢っていたのだ、と。

講師:東 茂美/福岡女学院大学 名誉教授・文学博士